CPUの創りかた

出た当時から知っていたけど、まさか自分が買うとは思わなかった。だけど、すごく面白かった。★★★★★

「オリジナルのマシンを作ろう!」と前出の「FPGAスタータ・キットで初体験!オリジナル・マイコン作り」という本を買おうとして内容を見たらかなり高度で画像処理とかまでやってる。これだとちょっと高度過ぎると思ってAmazonでぶらぶら見てると

こんな本があった。

「FPGAボードで学ぶ・・・」はNois IIを使ってLinuxを動かすところまでやっていて、オリジナルのマシンを作るのにはこっちの方が良さげに思った。
また、「CPU自作入門・・・」はCPUから作るというので、オリジナルのCPUから作っちゃうというのは面白そうと思った。ただ、コメントの「基板を作るところが多くてCPUの設計部分は1/3くらい」というのを読んでちょっと待ちに入った。

で、「どうせCPUから作るんなら有名な本があったよなぁ」と知ってはいたけど、まさか自分が買う本だと思わなかったこの本を買うことにした。

で、3日間で読み終わった。

面白かった〜。

最初は砕けた口調の文章に戸惑ったけど、内容が丁寧でわかりやすくて途中を飛ばさずに全部読めた。
(実際に砕けているのは最初だけでだんだん薄まっていくように感じた。)
実際にロジックICで組むかどうかは別にして、CPUがどうやって処理をするのか、どうやってロジック回路で組まれるのかがわかって面白かった。
しかし、ALU(74HC181)がもう入手困難というのが非常に残念。

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